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~幼い頃、自然の中で遊ぶのが大好きだった女の子は今、こうなりました~


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「鮎とニジマスの美肌効果か?」と「うなぎの採捕について」などなど。。。

9月9日(土)
雨も降っていないので、先週見た興津川の青ノロはそのままだと思うけど、今日は上流でのんびりしたいねーーーということで、上流にやってきました。
「鮎とニジマスの美肌効果か?」と「うなぎの採捕について」などなど。。。_a0056140_14560569.jpg
思っていたよりも釣り人が多くて、どんどん上流へ追いやられ、とうとう『大島橋』へ。
残暑の日差しがギラギラ強かったので、まずは日陰でのんびりと腹ごしらえをしました。

前回来た時よりも鮎の姿が見えていたので、今日は楽勝かと思いきや、鮎が全然追いませんねー。
散々攻められているのでしょう。
立って釣ったら鮎から丸見えなので、草に隠れてそぉ〜〜っと竿を出すと、やっと追ってくれました☆
「鮎とニジマスの美肌効果か?」と「うなぎの採捕について」などなど。。。_a0056140_15263903.jpg
「これぞ、興津川上流の鮎」って感じの、大きさとフォルム。(*^_^*)
同じようにして釣ると、またきました♪
「鮎とニジマスの美肌効果か?」と「うなぎの採捕について」などなど。。。_a0056140_15290078.jpg
立て続けに3匹釣れたので気を良くしたのですが、そのあとが続きません。
結局、2匹追加して終わりとしました。
(最近、竿をたたむのが早くなりました。 粘っても釣れないってこと、学習しましたからね♪)

帰ってから塩焼きにして食べたのですが、そろそろ小さな「白子」を持ち始めたようです。
もう、そんな時期なのですね・・・。

次の日の朝、お肌の調子がすごくイイみたい・・・と感じました。
お化粧のノリが全然、違います。
この歳になると、ちょっとした違いがわかるようになるのです(*^_^*)
鮎の塩焼きを久しぶりに食べたからかな? 鮎の内臓って、ビタミンAが豊富で美容に良いらしいと何かで読んだし…。
そもそも、鮎って、魚類で一番、ビタミンEが豊富らしいし、冷凍しても、その効果が変わらないそうだし…。

そういえば、周りの鮎釣り師を見回しても、元気な人たちが多いな・・・と、ふと思いました。
「誰それが、認知症になった」ーーーとか、ぜんぜん聞かないし。
鮎釣り自体もボケ防止に良さそうですが、実は、天然鮎を食べることが老化防止に役立っているのかも・・・な〜んて、お化粧をしながら、そんなことを考えたりして・・・。

ーーーーん?
そういえば、数日前に「ニジマスの漬け丼」を食べたのも影響しているのかな?
鮎とニジマスの相乗効果なのかな?

いずれにしても、鮎って、すごい健康食品なんだな〜って思いました。 (いまさら気がつくなんて、遅い?)
高齢化社会を迎えているので、今に注目されるかもしれません。

     *     *     *     *     *

さて、ここからは先日開催された「内水面漁場管理委員会」について、少しだけ書かせてもらいます。

今回、うなぎの資源保護のため、

静岡県内の内水面で、10月1日から2月末日まで、うなぎの採捕を禁止する

という決定がされました。
ここでいう「内水面」というのは、「海面」を除く場所で、県内の川や河口、ちょっとした水路などもすべて含まれます。
(川と海との境界線は、今後、個別の河川について、県知事名で公表されます)

なぜ10月1日から禁漁なのかというと、「産卵のために海へ下るうなぎ」を保護するためです。
うなぎが絶滅危惧種に指定された2014年から、内水面委員会でも、うなぎ資源の保護のためにいろいろ議論がされてきました。
当初、「うなぎの遊漁を全面的に禁止してもいいのでは」という声もあって、当時、うなぎの穴釣りを始めたばかりの私は、(一般の遊漁者が、うなぎ釣りで採るうなぎの量なんて、ほんの僅かではないか)とも思いましたが、それを発言するのが許されないような危機的状況でした。

ここ数年はシラスウナギの漁獲量も少しは回復しているようですが、うなぎ資源が減っている状況にさほど変わりはありません。
うなぎが減っているのは、遊漁者がうなぎを採っているせいではないにしろ、これから先のうなぎ資源を守るために、せめて産卵のために海に下る親うなぎを採るのは禁止しましょう。そのために、うなぎは10月1日から禁漁にしますーーーということになったわけです。
将来、「全面禁漁」になることがないように、なんとかうなぎ資源が回復してほしいものです。
「鮎とニジマスの美肌効果か?」と「うなぎの採捕について」などなど。。。_a0056140_17144708.gif
今回の委員会は、富士宮市にある静岡県水産技術研究所「富士養鱒場」で開催されました。
ここは、ニジマス養殖を産業化するため、昭和8年に国内で3番目に開設された歴史ある養鱒場です。
富士川水系の「芝川」の水源地に開設されていて、年間を通じて水温が10℃の湧き水でニジマスが生育されています。
「鮎とニジマスの美肌効果か?」と「うなぎの採捕について」などなど。。。_a0056140_22491764.jpg
画像は「アルビノニジマス」です。
昭和31年に出現し、それ以降「優性遺伝」で増えているそうです。
こんなに目立つ色をしているのに「劣性遺伝」じゃないなんて、きっとこの養鱒場では他の生き物に襲われる危険性がないから優性遺伝で増えているのでしょうね。(←私の勝手な推測です(^_^;))
養鱒場の方が、「アマゴは人間の姿を見ると逃げるんですが、ニジマスは寄ってくるんですよ。」っておっしゃって、その話ぶりから「ニジマス愛」がひしひしと伝わってきました。
(少しアマゴが気の毒に思えましたが・・・(⌒-⌒; ))

静岡県はニジマス生産量が日本一だそうですが、富士養鱒漁業協同組合の「紅富士(あかふじ)」というブランド虹鱒は、世界に誇る味として、スモークをはじめ、いろいろ商品化されて販売されているそうです。
しかし今回、お昼にお弁当として注文してあった「白糸滝養魚場」のフジヤマレインボー桜咲鱒(さくらさきます)というブランドの「ニジマス漬け丼」で、私のニジマスに対するイメージ(食材としてですが)が変わったような気がします。
「鮎とニジマスの美肌効果か?」と「うなぎの採捕について」などなど。。。_a0056140_23321654.jpg
こちらのニジマスも、同じく富士山からの湧水を使用していて生食でも安全で美味しく食べられることが売りなのですが、実際に食べてみて、まるでクセがないし、脂が上品で、本当に美味しいお刺身だと思いました。
今、「アスタキサンチン」という抗酸化作用のある成分を含んだ食材として輸入サーモンが人気ですが、トレーサビリティという観点からしても、こちらのニジマスや「紅富士」が今後、人気が上がってくるのではないかと思いました。
今度、機会があったら刺身のサクを取り寄せて、手こね寿司やカルパッチョを作りたいです。

そして・・・。
「富士養鱒場」での委員会の後、富士川の「四ヶ郷頭首工」を見学する予定だと知らされていましたが、まさかココのことだったとは・・・!(◎_◎;)
「鮎とニジマスの美肌効果か?」と「うなぎの採捕について」などなど。。。_a0056140_15102192.jpg
私達が「松野の堰堤」と呼んでいた、とても馴染みのある場所のことでした。

水産資源課の方が、「ここ数年、富士川の鮎の数が激減しているという話を受けて、鮎の専門家として有名な高橋先生に調べて頂いたところ、泥水などの問題もあるそうですが、この『四ヶ郷頭首工』で鮎の遡上が阻害されているという調査結果だったのです。それで県でも調査したのですが、やはり問題であることが明らかになりました。」と、本日の見学の意図を説明して下さいました。
「鮎とニジマスの美肌効果か?」と「うなぎの採捕について」などなど。。。_a0056140_15405659.jpg
私の記憶にある「松野の堰堤」の水量と比べると、この日は”超渇水状態”です。
この画像は右岸側の部分ですが、鮎の遡上する頃はもっと水量があるので、右の階段のように見えている部分が遡上しにくい形状だというだけでなく、左の石段が組まれている部分は、その石段が縦横整然と組まれているのが問題で、むしろ、石が大小ランダムに配置するだけでも遡上しやすくなるそうです。
「鮎とニジマスの美肌効果か?」と「うなぎの採捕について」などなど。。。_a0056140_15495706.jpg
そして、こちらが左岸側の画像です。
この頭首工は、農業用水を取水するために作られたもので、こちら側に取水口があります。
そして、ご覧の通り、超渇水時でもこのように激流になっているので、鮎の遡上が難しいということなのです。
県の調査では、今年はこの頭首工の左右の流れから遡上した鮎の総数は6万尾弱ぐらいだとか・・・。
この広大な富士川の流れに6万尾って、とても少ないですね。
この調査結果は、しかるべきところに上げられているそうです。

興津川で他の鮎釣り師と話をすると、以前は、「先週、富士川で大きな鮎を釣ってきた♪」といった話をよく聞かされていたものですが、今じゃ全然聞きません。
・・・っていうか、私達も富士川の大鮎釣りに挑戦したことがありましたが(その時のブログがコチラです)、その後は川の調子が良くなくて釣れなくなったーーーと諦めていたら、鮎が激減していたとは・・・。

ふと、その富士川で鮎釣りをした日付を見たら、「2007年10月6日」となっています。
ヒェ〜〜っ! あれから、10年も経ったってこと〜〜っ!?
うわ〜、そりゃ、お肌も”曲がり角”どころじゃないわねーっ。

せっせと、鮎とアスタキサンチンの多いニジマスを食べなくっちゃ!(◎_◎;)







by hototo-gisu | 2017-09-13 16:22 | 鮎釣り | Comments(4)
Commented by 狂的KOJI at 2017-09-13 19:06 x
鮎に限らず魚を食べることはカラダに+なんでしょうね。
自分も年老いたか、肉より魚です(笑)

静岡の養鱒は全国的に有名ですね。
わが埼玉の漁協も静岡から分けて頂いてます。

ところで、ホトさんは漁場監委員なのですか?
Commented by hototo-gisu at 2017-09-13 23:38
>KOJIさん
こんばんは(⌒-⌒)/
最近、人と会うたびに「肉より魚になっちゃいまして・・・」っていう会話をしていたのですが、KOJIさんもそうだなんてビックリです‼︎

>わが埼玉の漁協も静岡から分けて頂いてます。
そうでしたか! お役に立てているようで嬉しいです(^_^)

>ホトさんは漁場監委員なのですか?
はい、そうなんです。
なにぶん力不足ですが、遊漁者としての現状を伝えられるように努力しています。
Commented by 鮎猫 at 2017-09-14 08:43 x
こんにちは~
先日、鮎レシピを調べていて偶然鮎の栄養素の記事も見つけたのですが、EPAやDHAは養殖の鮎の方が脂があるため多いらしいです!逆に天然はビタミンB12が豊富のようです~(どういう効果があるか知りませんが(笑))
魚道は役にたっていないのが多いですよね…魚が休む場所や加速する場所がないので登れないですよね。
富士川は山梨県側支流の福士川で、私も時々お世話になる囮屋さんが濁りの問題など工事業者などに注意しているようです。その効果が静岡県側でも表れると良いですね!後は工場などの排水問題ですかね(^^;)
Commented by hototo-gisu at 2017-09-14 15:03
>鮎猫さん
こんにちは(^_^)/♪
ビタミンB12ーーー体内で作られないので食べ物からとらなければならないそうで、血液を作る働きや神経の伝達、健康な細胞を作る働きや睡眠を促進する効果があるーーーそうです♪
鮎を食べて、夏バテを解消しないと!(*^_^*)

近年、堰堤などを作る際、魚の遡上にも配慮した造りにするというのが理解され、実現されつつあるようです。
工事や工場の排水などは、川の汚染がやがては海にまで注がれるものですから、この豊かな静岡の自然環境を守るためにも注意していかないといけないですね。